スタッフの声interview
子供の頃から福祉の仕事が身近にあった。
入居者それぞれの方に合わせたケアのかたちを
仕事について
高校卒業時に未経験で入職して、5年経ちました。
今は「空」ユニットをメインに、「風」ユニットも担当しています。入職してから「風」にずっといて、「空」に移って2年目になりました。
働き始めた頃は、最初は入居者の皆さんに同じようにお声がけしていたのですが、今は入居者それぞれの方に合わせて声をかけるように心がけています。
ユニットケアだと入居者が10人くらいなので、それぞれの方がどんな人で、どんな風に過ごすのが好きなのかがわかってきます。
褒められるのが好きな人にはなるべくそういう形で声をかけるようにしたり、フレンドリーな接し方がいい人や、干渉し過ぎず自分のペースで生活したい人など、その一人ひとりに合わせていけるようにしています。
会議・委員会での活動
入居者さんを直接お手伝いをする仕事以外として、定例のユニット会議や、広報委員会の一員として「ユニット通信」を発行しています。「ユニット通信」は、入居者さんの近況を家族の方に向けてお知らせするものになります。
あとは、入居者さんが安全に生活できるよう、事故防止や予防に取り組む事故防止委員会にも出席しています。
入職のきっかけ
私は美浜町の出身で、中学くらいからずっと介護の仕事をやってみたいと思っていました。
最初のきっかけは、ひいおばあちゃんが家で訪問介護を利用していて、そこで興味を持ち、小学校頃から近くの福祉施設に行ったりしていました。。
中学生の頃もずっと施設のボランティアに通っていたんですが、福祉系の高校に行きたいと言ったら親から普通科に行くことを勧められて、それで家から一番近い内海高校に通うことにしました。
内海高校はこの施設の窓からも見えるくらい近くなんですけど、歩いて来れる距離なので、高校の頃にボランティア希望者30人くらいで、こちらの大地の丘にも来たことがあります。その時は入居者の方とお話しさせてもらったりしました。
こちらの施設を選んだ理由としては、ボランティアで来た時に若い子たちが来たと喜んでもらえたり、施設の雰囲気がよかったことと、美浜町が好きなので、家から近い移設だったというのも大きいです。
仕事の覚え方・教育について
高校を出て働き始めて6年目になります。この施設では若い同世代が多く働いていますが、私は他の人にまだ教えたことがないんです。
仕事の覚え方としては、私の場合は最初1対1の教育係のような先輩についてもらって、3ヶ月ぐらい働きました。その後、夜勤のことを教えてもらったりして、だいたいのことができるようになり、一職員として認められるまで、約半年くらいかかりました。
資格などをもっていませんでしたが、昨年、介護福祉士の国家試験に合格し、資格を取得しました。資格の受験費用などは半額分の補助もありました。
職場の雰囲気
今のユニットは、働く人の歳も結構バラバラだったりいろいろな方が働いていますが、居心地はいいです。
フィリピン出身の方もいて、一緒に働いています。まずデイサービスで日本語や職場の雰囲気に慣れてからユニットに配属されます。
お互いの文化の違いなどのコミュニケーションをとり、色々なことを教え合いながら楽しくやっています。
入居者さんの個性によってもユニットの雰囲気は結構違います。お話しできる方が多くておしゃべりが好きな方がいると賑やかな感じになったりしますね。
嬉しいこと
入居者さんに「ありがとう」と言われたり、ご家族に「助かっています」といわれるのは、やはり嬉しいです。
他には、休みも月に何日か希望を出せるので、平日のお休みの人とも土日休みの人とも合わせられます。
いろいろな職業についた友達に会えるのもいいところかなと思います。
メッセージ
最初仕事をする時には不安だったんですが、気がついたら6年目を迎えました。
私の周りにも10年以上働いている人がたくさんいるので、働きやすい施設だと思います。ぜひ一緒に働きましょう。